2023年7月23日日曜日

シラオビゴマフケシカミキリ

シラオビゴマフケシカミキリ
Exocentrus guttulatus
昆虫類甲虫目カブトムシ亜目カミキリムシ科
2019年7月21日
岐阜県土岐市

北海道~九州に分布し、6月~8月に出現する。体長は5~9㎜程度。
クワやオニグルミなどの広葉樹に集まる。
特徴は黒~こげ茶色の体色、白い小さい斑紋模様が入り、翅後半部分に白い帯模様が入る。また、少し毛深い印象を受ける。
なかなか同定ができなかったので、何とか見つけることができてほっとしました。

2019年7月21日岐阜県土岐市


クロナガタマムシ

クロナガタマムシ
Agrilus cyaneoniger
昆虫類甲虫目タマムシ科ナガタマムシ亜科
2022年5月28日
岐阜県土岐市

全身黒色のタマムシで、細長いことが特徴。全体的に青紫、緑銅色、赤銅色などの光沢を帯びる。北海道~九州に分布し、大きさは10~15㎜程度、5月~8月に出現する。
クヌギやコナラなどの葉や枯れ木に集まる。

2022年5月28日 岐阜県土岐市

タテガミカエルウオ

タテガミカエルウオ
Cirripectes castaneus(Valenciennes,1836)
魚類スズキ目イソギンポ科タテガミカエルウオ属
2016年10月11日
和歌山県串本町

和歌山県以南の太平洋岸から琉球列島に生息する。
生息環境は波の荒い岩礁域、水深は5m以浅。岩の隙間からこちらを見ています。
串本ではあまり見かけないですが、何とか証拠写真撮っていました。

ガビチョウ

 

ガビチョウ
Garrulax canorus
鳥類スズメ目ヒタキ科
2022年1月22日
岐阜県土岐市

もともとは日本に生息しない外来種(特定外来生物)。
鳴き声が複雑かつ特徴的で、そのためペットとして輸入されたものが野生化した。
特徴は茶色の体色、目が青白く縁取られていること。
地面を移動しながら昆虫や果実を食べる。
雑木林にいるため、なかなかうまく撮れず・・・。リベンジしたい生き物です。


2022年1月22日 岐阜県土岐市

2023年7月20日木曜日

クワヤマハネナガウンカ

クワヤマハネナガウンカ
Zoraida kuwayamae
昆虫類カメムシ目ハネナガウンカ科
2021年8月28日
岐阜県瑞浪市

北海道~本州に分布し、6月~8月に山地に出現する。
特徴はこげ茶色~黒い体色、翅は黒と透明で独特な模様を持つ。大きさは15~20㎜程度。
幼虫はキノコを食べるとのこと。個体数は少なく、灯火に飛来することもあるようです。
似たようなハネナガウンカに紛れていましたが、珍しい種類のようです。このポイント、結構いろいろなハネナガウンカが見つけられそうです。これからも定期的に確認したいと思います。

2021年8月28日 岐阜県瑞浪市


2023年7月18日火曜日

ナワコガシラウンカ

ナワコガシラウンカ
Errada nawae
昆虫類カメムシ目コガシラウンカ科
2021年8月17日
岐阜県土岐市

北海道~沖縄県に分布し、5月~9月に出現する。大きさは約10㎜程度。
特徴は茶色~こげ茶色の体色、胸部~頭頂にかけて薄茶色の帯模様が入り、翅の両端部に斑紋が入ること。頭部は小さい。
山地性で、かりんの木に集まるようだが、この時はコンビニの光に吸い寄せられたようだ。

スジアオゴミムシ

スジアオゴミムシ
Chaenius costiger(Haplochlaenius consiger)
昆虫類甲虫目オサムシ亜目オサムシ科アオゴミムシ亜科
2023年6月25日
岐阜県土岐市

北海道~沖縄県に分布し、3月~11月に出現する。大きさは20~25㎜程度と比較的大型。
特徴は頭部~胸部が赤銅色~銅緑色、上翅部分は黒~こげ茶色でたくさんの縦筋が入る。
胸部には特有の凹みが有り、脚は黄色~橙色で節は黒くなる。
夜行性で、日中は石の下や落ち葉の下に隠れているが、夜は活発に地面を歩き回る。
口を見ればわかるが、本種は他の昆虫を捕食する肉食性の生き物です。
この時はたまたま落ち葉から出てきた本種を撮影しました。

2023年7月17日月曜日

ヒシベニボタル

ヒシベニボタル
Dictyoptera gorhami
昆虫類甲虫目ベニボタル科ヒシベニボタル亜科
2021年4月24日
岐阜県土岐市

本州~九州に分布し、4月~8月に出現するベニボタルの1種。
大きさは7~10㎜程度。
特徴は赤色の体色、前胸背板は複雑な隆起が有り、この中央部分の凹みがひし形であること。上翅には4対の縦隆条がある。
似た種が多く、なかなか同定が難しい生き物です。
本種もメダカヒシベニボタルかどうかで悩みましたが、知らないだけでもっと違う種類が存在するかもしれません。何となく色が黒ずんでいるため、もしかしたら別の種かもしれません。

アヤオビハナノミ

アヤオビハナノミ
Glipa ohgushii
昆虫類甲虫目ハナノミ科
2023年7月17日
岐阜県多治見市

本州中央~九州に分布し、7月に発生する大型のハナノミの仲間。
大きさは15~20㎜程度。
特徴は黒い体色、翅には独特な白い模様が入ること。どうやら雄は頭部が黄色っぽくなるようです(上の写真は雄のようです)。林縁周辺の枯れ木や草の上で見ることができるようです。
この時が初めての出会いでした。ハナノミの形って、頭は丸く、お尻が尖がっていて、いつ見ても面白いです。ただ、すぐに飛んでしまうため、なかなか撮影を許してくれませんでした。




2023年7月17日 岐阜県多治見市

カスリヒロバカゲロウ

カスリヒロバカゲロウ
Spilosmylus nipponensis
昆虫類アミメカゲロウ目ヒロバカゲロウ科
2022年5月22日
岐阜県土岐市

本州~九州に分布し、5月~10月に出現する。大きさは30㎜程度。
特徴は透明な翅に黒い翅脈模様が入ること。似た種にヤマトヒロバカゲロウが存在するが、そちらは翅中央部に半球状の黒斑模様が入る。

スカシヒロバカゲロウ

スカシヒロバカゲロウ
Osmylus hyalinatus
昆虫類アミメカゲロウ目ヒロバカゲロウ科
2023年6月4日
岐阜県土岐市

北海道~沖縄県に分布し、4月~9月に出現するアミメカゲロウの仲間。大きさは40~50㎜程度。特徴は頭部が黄色であること。透明な翅には灰色の帯状模様が入ること。


カキバトモエ

カキバトモエ
Hypopyra vespertilio(Fabricius,1787)
昆虫類チョウ目ヤガ科シタバガ亜科
2023年6月25日
岐阜県土岐市

本州~沖縄に分布し、5月~9月に出現する。海外では中国、スリランカ、インドでも見られる。大きさは70㎜程度と大型。
体色は写真の通り緑がかった灰色やら、茶色やら、灰色やらとバリエーションが有り、更には斑紋の色や大きさも個体差が大きいようです。後頭部付近はこげ茶色をしています。
食草はネムノキ、フジ。

マエアカスカシノメイガ

 

マエアカスカシノメイガ
Palpita nigropunctalis
昆虫類チョウ目ツトガ科ノメイガ亜科
2021年10月2日
岐阜県土岐市

北海道~沖縄県に分布し、4月~10月に出現する。大きさは30㎜程度。
特徴は白い体色、翅は半透明で黒い小斑点模様が入る。また名前の通り、翅前方の縁は赤褐色色となる。
綺麗な蛾だったけど、なぜかこの角度でしか撮影をしていない・・・。リベンジしたい蛾です。

ナカグロクチバ

ナガグロクチバ
Grammodes geometrica
昆虫類チョウ目ヤガ科シタバガ亜科
2021年8月11日
岐阜県土岐市

本州~沖縄県に分布し、5月~10月に出現する。海外ではインド~オーストラリアに分布。
三角形の体形、灰色の体色で、翅中央部に黒と白色の独特な帯模様が入る。
大きさは40㎜程度。

シロスジカラスヨトウ

シロスジカラスヨトウ
Amphipyra tripartita
昆虫類チョウ目ヤガ科カラスヨトウ亜科
岐阜県多治見市
2021年8月29日

本州~九州に分布し、8月~10月に出現する。大きさは45~55㎜程度。
餌は腐った果実や樹液。海外(中国や朝鮮)でも見ることができる。 
特徴は黒い体色、明瞭な2本の白い横帯模様が入ること。翅後方部分は不明瞭なさざ波模様が入ること。また、脚は白と黒のストライプ模様。
蛾には珍しく、似た種がいないため同定は簡単でした。

オオトモエ

 

オオトモエ
Erebus ephesperis
昆虫類チョウ目ヤガ科トモエガ亜科
岐阜県土岐市
2023年7月17日

本州~沖縄に分布し、4~9月に出現する大型の蛾。大きさは90~95㎜程度。
黒い体色に綺麗な目玉模様が入り、その周囲に白帯模様が入るのが特徴。
ネットで見る限り、体色は薄いものもいそう。
夜間、灯火にもよく飛んでくるようです。こんなのがいきなり飛んでくるのを想像すると、少し冷やりとします。
蛾の中では、雰囲気がシックで優雅さを感じます。

2020年9月20日
岐阜県土岐市

2023年6月25日日曜日

ビロウドカミキリ

ビロウドカミキリ
Acalolepta fraudatrix
甲虫目カミキリムシ科フトカミキリ亜科
2023年6月25日
岐阜県土岐市

大きさ12~25㎜程度、6月~8月に北海道~九州に出現する。この時はクルミの葉に付いていました。アカマツ、ユズリハ、桜、桑などの倒木に集まり、灯火にも飛んでくるようです。特徴は暗褐色の体色、胸部にトゲが生えていること。体の模様は個体差が有りそうです。カミキリムシは数が多く、見分けるのが難しいです。

2023年6月25日 岐阜県土岐市


 

2023年6月8日木曜日

アオマダラタマムシ

アオマダラタマムシ
Nipponobuprestis amabilis
甲虫目カブトムシ亜目タマムシ科ルリタマムシ亜科
2023年5月13日
岐阜県土岐市

ずっと探していた生き物ですが、犬の散歩中に出会うことができました。
田舎最高です。2023年は多いのかな?茶色の個体も数匹いたことを嫁に教えてもらいました。
大きさは20~30㎜程度、出現時期は5月~8月、本種~九州に分布します。
体は茶色もしくは青緑色の光沢色、上翅全体に黄白色の斑点模様が有り、体には凹凸があること。桜、梅、ツゲなんかの枯れ木、衰弱木に集まるそうです。
本種を見つけると、何だかHAPPYな気持ちになれます。









2023年5月13日
岐阜県土岐市


 

2023年6月2日金曜日

ハクビシン

ハクビシン
Paguma larvata
哺乳類食肉目ジャコウネコ科ハクビシン属
2023年5月25日
岐阜県土岐市

いつか会いたいと思っていたハクビシン・・・。まさか仕事中に出会えるとは・・・。
職場の敷地内に侵入していたので、急いでカメラを取りに行き撮影しました。
目を見ると、病気を患っているように見えたので、弱った個体でしょうか?
 特徴は灰色の体色、顔は黒く、鼻先~額にかけて白いスジ模様が入ること。
日本では外来種で、中国大陸南部(マレーシアなどの東南アジア、インドなどの南アジア、台湾)に生息する。日本では北海道~四国で記録がある。
大きさは50~70㎝、体重は3~6kg。





ヒメネズミ

ヒメネズミ
Apodemus argenteus
哺乳類ネズミ目ネズミ科アカネズミ属
2023年5月2日
長野県根羽村

とてつもなく可愛い生き物でした♪やっと出会えた山ネズミ。日本固有種です。
少し動いては止まりを繰り返しながら、葉っぱと同化するのを観察していて、自然界の厳しさを実感しました。体長は60㎝くらいかな?この日一番の出会いとなりました(^^)/
アカネズミと迷いましたが、ヒメネズミとしました。
大きさは100㎜程度まで存在するようです。
特徴は体毛が栗色で、腹部は白色になること、胴体よりも尾の方がやや長く、アカネズミと比べると2頭身に近いことでしょうか。
分布は北海道~九州の低地~高山帯までの森林に生息。
食事はドングリなどの種子や果実、昆虫など。
夜行性のためあまり見る機会は少ないですが、この時は明るいうちに出会うことができました♪


 

シモフリタナバタウオ

シモフリタナバタウオ Calloplesiops altivelis 魚類スズキ目タナバタウオ科シモフリタナバタウオ属 2012年9月5日 沖縄県本島 紀伊半島以南のサンゴ礁域や岩礁域に生息。串本では出現は稀。いつか串本で見つけたい生物の一つです。 非常にエレガ...