2020年1月30日木曜日

ギンユゴイ

 ギンユゴイ
Kuhlia mugil
魚類スズキ目ユゴイ科ユゴイ属
2019年6月30日
和歌山県串本町

タイドプールや浅い水深で出会えることができる、なかなか撮影が大変な本種。私が見るのはほとんどが写真のような幼魚ばかりです。写真の個体は3㎝程度です。分布は茨木県以南。特徴は銀色の体色、背中には黒い模様が入り、少し黄緑色を帯びる。尾鰭は二又に分かれ、ゼブラ模様が入ること。
浅瀬やタイドプールを覗く機会があれば、特徴的な本種を探してみるのも面白いです。

2019年6月30日 和歌山県串本町

アオズキンヨコバイ

アオズキンヨコバイ
Batracomorphus mundus
昆虫類カメムシ目ヨコバイ科アオズキンヨコバイ亜科
2018年10月13日
岐阜県土岐市

家の庭で見つけました。体長は7㎜程度。日本全土に分布します。
ブドウを害することがあるそうです。ヨコバイ科の中ではぽっちゃり体系の印象を受けます。特徴は全身黄緑色のことですが、似た種に少し小型種であるホシアオズキンヨコバイやヒメアオズキンヨコバイなんかがいます。お尻付近の斑点の色や数で区別するようです。

2018年10月13日

♯黄緑色、♯緑色、♯黄色

2020年1月28日火曜日

オトヒメベラ

オトヒメベラ
Pseudojuloides elongatus
魚類スズキ目ベラ科オグロベラ属
2019年6月29日
和歌山県串本町

串本ではたまに観察できるベラの1種。伊豆なんかでは多いイメージがありますが、分布は静岡以南となります。写真の個体は雄(婚姻色)。鰭全開写真をいつか狙いたいと思います。
メスは橙色一色となります。
大きさは15㎝程度。海藻が生い茂る水深15m付近で見られ、繁殖期は観察しているだけでも面白い生物です。
オスの特徴は橙色の体色に水色の斑点模様が全身に散りばめられ、頭は紫~青色の模様が入ること。メスは橙一色となります。

♯橙色、♯赤色、♯紫色、♯青色、♯水色

イナズマヨコバイ

イナズマヨコバイ
Inazuma dorsalis
昆虫類カメムシ目ヨコバイ科ヨコバイ亜科
2018年9月23日
岐阜県土岐市

本州以南に生息する5㎜程度のヨコバイの仲間。夜間、灯火の下で見つけました。
特徴は白色の体色にこげ茶色のイナズマ模様があることです。
稲の害虫として知られているそうです。

2018年9月23日 岐阜県土岐市

♯白色、♯こげ茶色、♯茶色

2020年1月27日月曜日

クロテンフユシャク

クロテンフユシャク
Inurois membranaria
昆虫類チョウ目シャクガ科フユシャク亜科
2020年1月27日
岐阜県土岐市

家の壁に付いていた冬の蛾。冬でも活動している昆虫いるんです。写真は雄。
似た種にウスバフユシャクがいますが、翅に入る暗色のライン模様が曲がっているとか、くの字になっているとかで区別するようです。見た感じ、クロテンフユシャクのようでしたので、クロテンフユシャクとしました。蛾の分類、難しすぎます。
フユシャクガのメスは翅が退化しているのが多いのですが、このメスは完全に翅が消滅しております。いつかメスを見つけたいものです。
特徴は灰色~茶色の体色、黒斑点と斜めの暗色ライン模様2本入ること(各前翅)。また、北海道~九州まで、12月~3月までの間で見ることができます。

♯茶色、♯灰色、♯黒色

イソヒヨドリ

イソヒヨドリ
Monticola solitarius
鳥類スズメ目ヒタキ科イソヒヨドリ属
2020年1月27日
岐阜県土岐市

日本全国に分布し、大きさ25㎝程度の鳥です。地面をチョコチョコ歩いておりますが、海岸沿いのイメージである本種が、まさか海なし県である岐阜県で見ることができるとは・・・。串本でこいつを撮影して喜んでいたんですが、内陸にも居るもんなんですね。
どうやら、都市部や内陸部に進出しているようです。
オスの特徴は腹部分がこげ茶色~橙色、その他は青い体色をしており、体全体にさざ波のような模様が入ること。対してメスは全身が灰色となる。
普通種ですが、綺麗な鳥です。



2020年1月27日 岐阜県土岐市

オオメナガカメムシ


オオメナガカメムシ
 Geocoris varius
昆虫類カメムシ目オオナガカメムシ科
2018年4月26日
岐阜県土岐市

何とも言えない顔が特徴的です。仮面ライダーの敵役にピッタリの風貌です。
特徴は黒い体色、頭部は橙色で目は紫色、翅は透明です。名前の通り、目は長く突き出ます。分布は本州~九州にかけて、大きさは5㎜程度で4月~10月に発生します。そして、近所では普通に見ることができます。
ハムシの体液を吸っている所を目撃したことがありますが、まさにドラゴンボールのセル状態でした。調べてみると草の汁も吸う(雑食)みたいです。
皆様の周りにも結構いるんじゃないかな?


2018年4月26日

♯黒色、♯紫色、♯橙色

サクラセグロハバチ

サクラセグロハバチ
Allantus nakabusensis
昆虫類ハチ目ハバチ科
2018年6月17日
岐阜県土岐市

似た種にツツヂセグロハバチなんかがいますが、現状写真では同定できないようです。そのためサクラセグロハバチとさせていただきます。
近所の公園で見つけた黄緑色の小型ハチです。見た目は美しいです。
特徴は黄緑色の体色に黒い斑点模様が入ること。10㎜程度の大きさでした。
間違いがございましたらお知らせいただけると助かります。

♯黄緑色、♯緑色、♯黒色

キスジサジヨコバイ

キスジサジヨコバイ
Hecalus lineatus
昆虫類カメムシ目ヨコバイ科ヒラタヨコバイ亜科
2018年9月1日
岐阜県土岐市

2018年、2019年と同じ場所で見ることができました。ただし、いつも1匹しか見つけられないです。初めて見つけたときは、ミドリグンバイウンカだと思いましたが、よくよく見るとフォルムが異なります。似た種にはミドリグンバイウンカの他にサジヨコバイがいますが、そちらはライン模様が入らないため区別は容易です。大きさは1㎝程度。
特徴は緑色の体色、体に黄土色のライン模様が複数本入ること。
ネット情報が少ないため、数は少ないと思われます。

2019年9月13日 岐阜県土岐市   初遭遇より1年後、同じ場所で再開しました。

フタスジトガリヨコバイ

フタスジトガリヨコバイ
Futasuzinus candidus
昆虫類カメムシ目ヨコバイ科ヨコバイ亜科
2018年10月23日
岐阜県土岐市

近所の公園で見つけたヨコバイの仲間。
特徴は尖がった頭、その頭に2本の茶色ラインが入ること。
トガリヨコバイと呼ばれる種はネットではあまり情報が出ないため、あまり注目度は高くない生き物です。分布域の情報も出ず。ただ、青森なんかにも生息しているため、本州には分布してそうです。

♯白色、♯こげ茶色、♯茶色

アミガサハゴロモ

アミガサハゴロモ
昆虫類カメムシ目ヨコバイ亜目ハゴロモ科
Pochazia albomaculata
2018年7月14日
岐阜県土岐市

近所の公園で見つけましたが、これまで何度も本種を見ています。誰でも意識していれば見ることができる生物です。
7月~9月に本州~九州に分布する体長1㎝程度のハゴロモの仲間です。
特徴は緑色~黒色の体色、前翅の前縁中央部に白い斑模様があること。
似た種にはスケバハゴロモ、ベッコウハゴロモなんかがいますが、模様が全く異なるため区別は容易。

♯黒色、♯緑色、♯白色、



ノミバッタ

ノミバッタ
Xya japonica
昆虫類バッタ目ノミバッタ科
2018年4月22日
岐阜県土岐市

近所の公園で見つけました。
3月~11月にかけて、北海道~九州に分布する5㎜程度のバッタの仲間。黒色で丸みのある頭と大きな後脚が特徴です。見た目は頑丈そうですが、実際見ると小さいです。跳躍力が非常に高いという。
こいつを初めて見つけて、こんな生き物がそこら中にいて、自らまだまだ知識が少ないことを思い知った種です。子供の頃でもここまで見ていなかった。
日本ではノミバッタ科の種は本種のみ。

♯黒色

2020年1月26日日曜日

ジュズモンハネビロウンカ

ジュズモンハネビロウンカ
Decora stigmosa
昆虫類カメムシ目翅ハネナガウンカ科ハネビロウンカ亜科
2018年7月14日
岐阜県土岐市

2018年、2019年と近所の公園で見つけることができた稀種。ここでは案外みられるのかな?2020年も見つけることができるかを楽しみにしております。
見つけてから、図鑑見てもわからず。ネットで調べ上げたり、Facebookで質問して本種にたどり着きました。見つけることができて大変うれしく思います。
分布は九州となっていますが、愛知県なんかでも記録は有りそうです。あまり記録が無いのは、虫なので皆さんあまり興味が湧かないためかもしれません。
翅の上部にある数珠模様は綺麗なんですがね・・・。大きさは5㎜程度。
似た種にキスジハネビロウンカがいるが、数珠模様が無いことで区別は容易。稀種となる本種は見れているのに、キスジハネビロウンカやウスベニハネビロウンカといったハネビロウンカ亜科は見たことが無い・・・。いつか、そいつらも撮影したいと思います。
 2018年7月14日 岐阜県土岐市
2018年8月19日 正面顔 岐阜県土岐市

♯橙色、♯黄色、♯赤色、♯白色、♯黒色、♯こげ茶色、♯茶色、♯黄土色


シマウンカ

シマウンカ
Nisia nervosa
昆虫類カメムシ目シマウンカ科
2018年9月1日
岐阜県土岐市

大きさ4㎜程度のウンカの仲間。夜間、窓に付いていたのを撮影。普通種で、本州から沖縄まで分布する。今度は昼間に見てみたいです。警戒心は低い。
白い体色、翅には迷路のような模様が入ることが特徴。似た種にシマウンカモドキという生き物がいるが、本種の方が細い体形。

♯白色、♯黒色、♯こげ茶色

セアカコバンハゼ

セアカコバンハゼ
Gobiodon axillaris
魚類スズキ目ハゼ科コバンハゼ属
2015年12月31日
和歌山県串本町


和歌山県以南に分布(和歌山県では稀)。波当たりの強い岩礁やサンゴ礁のミドリイシ類のサンゴをホストとする。波が荒い所のため、ゆらゆら揺れながらの撮影+このハゼ自体動き回るため、撮影は大変なイメージの生物です。
特徴は黄色の体色、背中の縁に沿って赤い斑点模様が並ぶこと、目には黄緑色と赤色のライン模様が入ること。
コバンハゼ属の仲間は撮りにくいですが、撮れた時嬉しい生物です。ダイビングの際はぜひサンゴの隙間を覗いてみてください。

2017年1月1日 和歌山県串本町

♯黄色、♯赤色、♯黄緑色、♯橙色

イッポンテグリ


イッポンテグリ
Dactylopus dactylopus
魚類スズキ目ネズッポ科イッポンテグリ属
2016年1月1日
和歌山県串本町

最も出会いたかった生き物の1種。幼魚は白く、大変可愛い。まだ幼魚は写真でしか見たことないので、いつか会ってみたい。成魚になるとあまり人気はないが、それでも初めて見たときは興奮したのを覚えている。
伊豆半島以南に分布しサンゴ礁周辺の砂泥底で見られ、10㎝程度の大きさ。腹鰭の先端を脚の様に使い移動する。
名前の由来となる1本の背鰭が特徴的で、幼魚にもみられる。幼魚は白い体色に橙色のライン模様が入る。成魚は写真の様に地味で、白色、こげ茶色、茶色などが石垣のような模様で入ること、背鰭や尾鰭に白と黒のストライプ模様が入ること、尻鰭は綺麗な青色斑点が入ることが特徴。本種を見つけたときは、そのフォルム以外にも尻鰭に注目してもらいたい。

2016年1月1日 和歌山県串本町

♯白色、♯黒色、♯橙色、♯青色、♯灰色、♯茶色、♯こげ茶色

2020年1月22日水曜日

ヒゲニジギンポ

ヒゲニジギンポ
Meiacanthus grammistes
魚類スズキ目イソギンポ科ヒゲニジギンポ属
2015年12月30日
和歌山県串本町

ギンポは可愛い顔をしたやつが多いと思います。こいつはニジギンポという魚の南方種と勝手に想像をしております。生息域は南日本の太平洋~沖縄となっておりますが、沖縄以外では稀な存在だと思います。私自身、串本でやっと出会えることができました。浅い水深のサンゴ礁域や岩礁域に生息し、写真のようにいつも浮遊しているイメージを持っています。大きさは7㎝程度。
特徴は白色と黒色のストライプ模様で、写真のように体に黄色が入る個体もいる。尾鰭付け根付近に黒色の斑点模様が複数入ること。
今度はストロボを復活してリベンジしたいと思います。

♯白色、♯黒色、♯黄色


ミスジトガリヨコバイ

ミスジトガリヨコバイ
Japananus hyalinus
カメムシ目ヨコバイ科ヨコバイ亜科
2017年9月30日
岐阜県瑞浪市

カエデや紅葉に付いています。大きさは5㎜程度で頭が尖っています。北海道~九州まで分布し、6月~10月に見ることができます。
本種を初めて見つけたとき、素人ながらにヘンテコな形の虫を撮れて喜んだ記憶があります。なんだかおもちゃみたいで面白いフォルムだと思うのは私だけかな?
特徴は黄色~こげ茶色の体色(体色は個体差有り)、尖った頭、翅に3本のこげ茶色のスジ模様が入ることです。これらの特徴から、ミスジトガリヨコバイと呼ばれます。
近くにいるので、ぜひ探してみてほしい生き物です。



2020年6月28日 岐阜県土岐市

アカハネナガウンカ

アカハネナガウンカ
Diostrombus politus
昆虫類カメムシ目ハネナガウンカ科ハネナガウンカ亜科
2018年8月5日
岐阜県土岐市

愛嬌のある正面顔の写真を見たときから出会いたいと思っていた虫。正面顔は映画のグレンムリン(ギズモとして)に出てきそうです。大きさは5㎜程度、7月~9月に発生して本州~九州に分布します。近所の公園にたくさんついている植物を発見したため、今では季節を選べば安定して観察することができます。
特徴は橙色の体色に体より長い透明な翅を持つこと、目は白く、特徴的な顔(正面顔)をしていることです。今まで知らなかったけどまだまだいろんな生き物がいて、日本は面白いです。

2018年8月5日 正面顔

♯橙色、♯透明、♯白色

2020年1月21日火曜日

レモンスズメダイ

レモンスズメダイ
Chrysiptera rex
魚類スズキ目スズメダイ科ルリスズメダイ属
2013年11月6日
和歌山県串本町

串本では季節来遊漁として稀に見ることができますが、沖縄ではたくさん見ることができます。大きさは5㎝程度、比較的浅い水深のサンゴ礁域に生息する。
私にとってはまだまだダイビング初心者の時に紹介され、スズメダイにはまった思い出深い種でもあります。スズメダイは可愛いのが多いです。
黄色~橙色の体色、頭部はメタリック調の鮮やかな青色のラインが入ることが特徴です。
幼魚は更に青が綺麗なようです。

♯黄色、♯ピンク色、♯青色、♯黒色

2020年1月19日日曜日

ホシノエソ

ホシノエソ
Synodus hoshinonis
魚類ヒメ目エソ科アカエソ属
2016年1月30日
和歌山県串本町

エソ科の魚は同定が難しいですが、本種は鰓部分に黒色斑が入ることで比較的容易に分類することができる。ダイビングを行うと、結構エソがほかの魚を捕食しているシーンに出くわすことが多いので、観察していても面白い魚でもあります。
本種は100m以浅の砂地に生息、南日本に分布しております。よく見るとブルーのライン模様が綺麗です。
特徴は薄茶色とこげ茶色のストライプ模様、水色のラインが体側に入ること、鰓部の黒斑点が入ること。

♯黒色、♯こげ茶色、♯茶色、♯クリーム色、♯白色、♯黄色、♯水色

テングイラガ

テングイラガ
Microleon longipalpis
昆虫類チョウ目イラガ科イラガ亜科
2019年8月24日
岐阜県土岐市

成虫は6~10月に全国に現れる。夜行性。
大きさは15㎜程度。体色は黄色~こげ茶色で翅に黒い模様が入る。和名の由来は吻がやや長く上側に湾曲し、テングの鼻に見えること。
幼虫は柿、梨、ヤナギ、カエデ等の葉をエサとする。

♯こげ茶色、♯茶色、♯黒色、♯黄色

マルミカイガラカツギ

 マルミカイガラカツギ
Porcellanopagurus nihonkaiensis
甲殻類十脚目(異尾類)ホンヤドカリ科カイガラカツギ属
2014年2月20日
和歌山県串本町

ヤドカリなのに背負っているものが二枚貝。面白い進化を遂げた大好きなヤドカリの仲間です。大きさは1㎝程度。特徴は橙色の体色、歩脚にストライプ模様が入り、右側のハサミが大きいこと。触覚の先端は橙色。
カイガラカツギ属には本種以外にチビカイガラカツギ、カイガラカツギが存在する。40m以浅で見られるが、あまり数は多くないと思われる。ナイトの方が見つかるらしい。
私自身、伊豆や串本でしか会ったことがありません。可愛い生き物です。


2014年2月20日 和歌山県串本町

イザヨイベンケイハゼ

イザヨイベンケイハゼ
Priolepis nocturna
魚類スズキ目ハゼ科イレズミハゼ属
2015年11月15日
和歌山県串本町

日本では稀種となるハゼです。柏島や屋久島、和歌山県で観察されています。岩の隙間からこちらを覗いていて、危険を感知すると隠れてしまいます。可愛い生き物です。
マリンステージの谷口氏が紹介してくれました。串本では季節来遊漁となりますが、この時は越冬しました。海の面白い点の一つとしては、時代ごとに生物層が変化したり、流されてきた南方種が生息域とは別の地域で見られたりするとこが挙げられます。でも本種はもしかしたら温暖化の影響なのかもしれません。
特徴は白い体に黒いストライプ模様が入ること、各鰭は黒色に白色の縁模様となること。
名前を付けた方のネーミングセンスが抜群です。



2015年10月24日 和歌山県串本町

オシャレコショウダイ

オシャレコショウダイ
Plectorhinchus flavomaculatus
魚類スズキ目イサキ科コショウダイ属
2014年4月9日
和歌山県串本町

和歌山県の串本町にマリンステージというお店があるのですが、そこの尊敬する店長である谷口氏に教えてもらったイサキ科の魚。浅海の岩礁やサンゴ礁域に生息し、広範囲に泳いでいる非常に稀な生き物。似た種にアジアコショウダイやコロダイなんかがいますが、本種は黄色~橙色の斑点が全身に散りばめられていることで区別することができます。
最大で50㎝程度となります。分布は八丈島、小笠原諸島、和歌山、徳島、鹿児島、沖縄など。

2014年4月9日 和歌山県串本町


シモフリタナバタウオ

シモフリタナバタウオ Calloplesiops altivelis 魚類スズキ目タナバタウオ科シモフリタナバタウオ属 2012年9月5日 沖縄県本島 紀伊半島以南のサンゴ礁域や岩礁域に生息。串本では出現は稀。いつか串本で見つけたい生物の一つです。 非常にエレガ...