2020年4月30日木曜日

コシマゲンゴロウ

コシマゲンゴロウ
Hydaticus grammicus
昆虫類甲虫目オサムシ亜目ゲンゴロウ科ゲンゴロウ亜科
2019年6月22日
岐阜県土岐市

北海道~九州に分布、大きさ1㎝程度、4月~10月に発生するゲンゴロウの仲間です。
平地の水田や流れが緩やかな川、平地の池沼に見られ、夏は灯火にも飛来します。
写真の個体は灯火に集まった個体となります。
特徴は全身黄褐色、上翅は黒色で黄褐色の点スジ模様が入ること。
ゲンゴロウにもいろんな種類がいるのが面白いです。

2019年6月22日

2020年4月27日月曜日

トラフケボリ

トラフケボリ
Cuspivolva tigeris
腹足網(貝)盤足目ウミウサギガイ科ベケリケボリ属
2012年5月 1日
静岡県雲見

温帯性の貝で、静岡県~和歌山県で度々遭遇します。大きさは2㎝程度。
特徴は黄色の体色に白い縁鳥のある黒スジがタイガース模様に入ること。非常に綺麗な貝のため、人気が高い。赤いヤギに付いていることがあるのですが、いつ見ても絵になります。

2012年5月1日 静岡県雲見

2020年4月25日土曜日

トゲアリ

トゲアリ
Polyrhachis lamellidens
昆虫類ハチ目アリ科ヤマアリ亜科トゲアリ属
岐阜県瑞浪市
2020年4月19日

本州から九州に分布し、立木のうろや根元の空洞に営巣することが多い。大きさは8㎜程度。日本には4種のトゲアリが知られているみたいです。
アリ1つとっても面白いフォルムをしている生き物がいることを思い知りました。
本種はクロオオアリやムネアカオオアリの巣に侵入し、その巣の女王アリを殺してその巣を乗っ取ります。
特徴は背面に伸びる赤茶色の角。独特なフォルムをしております。



2020年4月19日 岐阜県瑞浪市

2020年4月19日日曜日

アワサンゴの1種B

アワサンゴの1種B
Alveopora sp.
花虫類イシサンゴ目ハマサンゴ科
2014年1月2日
和歌山県串本町

串本ではアワサンゴ自体が少ない。本種は5m以浅の砂地に見られ、触手は12本となる。
10㎝程度のドーム型の群体となる。
サンゴの分類は難しいです・・・。わかる方いましたら教えてください。



ヒラツヅレウミウシ


ヒラツヅレウミウシ
Discodoris boholiensis
腹足網(ウミウシ)裸鰓目ドーリス亜目ドーリス科ツヅレウミウシ属
2013年5月3日
和歌山県串本町

和歌山県以南に生息。タヌキみたいな雰囲気をした地味なウミウシです。
特徴はこげ茶色~クリーム色の体色、背面は細かい突起が有り、触覚と鰓、縁取りがこげ茶色をしていること。あまり情報の少ないウミウシです。
ヒラムシに擬態しているようです。ヒラムシとウミウシ、どちらが生存競争に向いているのかな・・・・。

2013年5月3日 和歌山県串本町

クロスジウミウシ

クロスジウミウシ
Chromodoris burni
腹足網(ウミウシ)裸鰓目ドーリス亜目イロウミウシ科コモンウミウシ属
2013年1月29日
和歌山県串本町

ネットで検索する限り、静岡県以南に生息するウミウシ。
特徴は白い体色、縁取りと触覚、鰓は橙色で、背面に黒いスジや年輪模様が入る。
面白い模様なので、結構お気に入りのウミウシです。

2013年2月24日 和歌山県串本町

2014年3月21日 和歌山県串本町

クロハネシロヒゲナガ

クロハネシロヒゲナガ
Nemophora albiantennella
昆虫類チョウ目ヒゲナガガ科
2018年4月21日
岐阜県土岐市

本州~九州に分布する13~15㎜程度の蛾の仲間。4月~6月に出現する。
体に対して長すぎる白い触角を持ち、飛翔姿もこの触覚をぐるぐる回しながら特徴的な飛び方をするため、初めて見つけたときは面白かったことを覚えている。
ワンピースの白髭を思わせます。
特徴は翅が黒色で紫色の光沢があること、白く長い触角を持つこと。
近所では、数は多いです。

2018年4月21日 岐阜県土岐市
2021年4月19日 岐阜県土岐市

カオジロヒゲナガゾウムシ

カオジロヒゲナガゾウムシ
Sphinctoropis laxus
昆虫類甲虫目カブトムシ亜目ヒゲナガゾウムシ科ヒゲナガゾウムシ亜科
2018年4月21日
岐阜県土岐市

北海道~九州に分布する7~9㎜程度のヒゲナガゾウムシの仲間。出現時期は4月~9月となっております。特徴は黒い体に特徴的な白い模様が入り、顔が白いこと。脚は黒と白のストライプ模様となる。ゾウムシとは思えない口が太長く、面白い顔をしております。
広葉樹の枯れ木なんかを餌にします。

2018年4月21日 岐阜県土岐市

2019年5月12日 岐阜県土岐市

ヤマトシリアゲ

ヤマトシリアゲ
Panorpa japonica
昆虫類シリアゲムシ目シリアゲムシ科
2018年4月21日
岐阜県土岐市

本州~九州に分布し、4月~9月に発生する15~20㎝程度の虫。近所では普通種で、たくさん見ることができます。
特徴は黒い体色に黄色の模様が入ること、翅に2本の黒帯模様が入ること、雄はサソリの様に尻部が巻き上がり、先端にパラメアと呼ばれる二又状の器官がある(メスは巻き上がらない)。写真の個体は春型で、秋型は小型で全体的に黄色っぽくなる。
似た種にマルバネシリアゲ、キバネシリアゲが存在するが、正確な同定には雄のパラメアの形状を確認する必要がある。本種のパラメアは交差しないことが特徴のようですが、あまり情報がなくて自身はありません。
餌は死んだ昆虫の体液、草花の蜜などです。


2018年4月21日 岐阜県土岐市

オジロアシナガゾウムシ

オジロアシナガゾウムシ
Sternuchopsis trifidus
昆虫類甲虫目カブトムシ亜目ゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科
2018年4月21日
岐阜県土岐市

本州~九州に分布する、1㎝程度のゾウムシの仲間。4月~10月に発生し、いろいろなところで見ることができる普通種。
特徴は黒と白色の体色をしており、脚は黒くて太い。ゾウムシの仲間は驚くと死んだふりをしたり、写真の個体のように茎や枝にしがみついて二度と離すまいと踏ん張るやつがいて面白いです。



2018年4月21日 岐阜県土岐市

ルリヤッコ

ルリヤッコ
Centropyge bispinosa
魚類スズキ目キンチャクダイ科アブラヤッコ属
2015年9月4日
和歌山県串本町

和歌山県以南~沖縄に分布する10㎝程度のキンチャクダイの仲間。非常に綺麗な魚です。
串本では岩場の陰に隠れた個体がしばし見られるが、数は多くない。
サンゴ礁域や岩礁域に生息。
特徴は青い体色に橙色の模様が入ること、橙色の中には青いライン模様が入ります。各鰭の縁はより鮮やかな青色に縁取られます。
見つけるとついつい撮影してしまう綺麗な魚です。

2020年4月12日日曜日

コモンウミウシ

コモンウミウシ
Chromodoris aureopurpurea
腹足網(ウミウシ)裸鰓目ドーリス亜目イロウミウシ科コモンウミウシ属
2012年4月7日
和歌山県串本町

非常に綺麗なウミウシ。北海道~沖縄まで分布し、30㎜程度まで達する。
いるときは結構な確率で見ることができる。
特徴は白い体色、体の縁に紫色の斑点模様が並び、黄色の小斑点が背面に散らばる。触覚や鰓は紫色。結構好きなウミウシの1つです。

2012年3月21日 和歌山県串本町

キスジカンテンウミウシ

キスジカンテンウミウシ
Halgerda diaphana
腹足網(ウミウシ)裸鰓目ドーリス亜目ドーリス科ヒオドシウミウシ属
2013年1月30日
和歌山県串本町

和歌山県以南の海に分布し、70㎜程度まで成長するウミウシの1種。
特徴は半透明の白色の体色、背面に大きな突起がたくさん有り、突起間を繋ぐ稜線は黄色のライン模様となる。稜線以外の場所も黄色のライン模様が入る。触覚や鰓は白く、密にこげ茶色~黒色の小斑点が入る。
串本では数は少ない。

2020年4月11日土曜日

クロスジリュウグウウミウシ

クロスジリュウグウウミウシ
腹足網(ウミウシ)裸鰓目ドーリス亜目フジタウミウシ科クロスジリュウグウウミウシ亜科クロスジリュウグウウミウシ属
2013年4月16日
和歌山県串本町

伊豆半島以南~沖縄まで分布する大きさ40㎜程度の綺麗なウミウシ。水深10~20mに生息します。似た種にセトリュウグウウミウシなんかがいます。
特徴は白い体色に細いこげ茶色のスジがたくさん入り、触覚と鰓は橙色、体の縁は水色~紫色となること。出会えたら少し嬉しいウミウシです。

アシナガオトシブミ

 アシナガオトシブミ
Phialodes rufipennis
昆虫類甲虫目オトシブミ科アシナガオトシブミ亜科
2018年4月21日
岐阜県土岐市

本州~九州に分布し、4月~8月に出現する1㎝程度の少し大きいオトシブミの1種。
特徴は翅が橙色、頭部~胸部は通常黒色だが、胸部が橙色の個体もいる。


2018年4月21日 岐阜県土岐市

フタマエホシエダジャク

フタマエホシエダジャク
Achrosis paupera
昆虫類チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
2018年4月21日
岐阜県土岐市

北海道~九州に分布し、4月~7月に出現する蛾の仲間。大きさは25㎜程度。
特徴は淡褐色の体色、翅に2対の黒斑が入ること。頭部は黄色。日本固有種です。


トホシクビボソハムシ

トホシクビボソハムシ
Lema decempunctata
昆虫類甲虫目カブトムシ亜科ハムシ科クビボソハムシ亜科
2018年4月21日
岐阜県土岐市

本州~九州に分布し、3月~11月に出現するハムシ。大きさは5㎜程度です。特徴は体色が黒色、翅は茶色で、翅上には黒い斑点模様が入ること。この斑点模様は0~10個と変化に富む。近所の河川敷で見つけました。

2018年4月21日 岐阜県土岐市

イタヤハマチョッキリ

イタヤハマチョッキリ
Byctiscus venustus
昆虫類甲虫目カブトムシ亜目オトシブミ科オトシブミ亜科ハマチョッキリ族
2018年4月21日
岐阜県土岐市

カエデの仲間の葉っぱを巻く綺麗なゾウムシの仲間。イタヤカエデの葉を巻くことから、この和名が付いた。北海道~九州まで分布し、4月~7月に出現、大きさは9㎜程度。
特徴は背面が金赤色~金緑色、脚は青藍色をしていること。
近所の公園で見つけたが、この時ペアで懸命に巣を作っていました。








2018年4月21日 岐阜県土岐市

セダカコブシラアブ

セダカコブシラアブ
Oligoneura nigroaenea
昆虫類ハエ目コガシラアブ科
2018年4月21日
岐阜県土岐市

春に出現するアブで、この独特なフォルムが特徴です。横から見ると反省ポーズに見えます。アブの中では結構好きな部類です。北海道~本州に分布、4月~5月に出現します。
特徴は大きく盛り上がった胸部、体色はこげ茶色~黒色。口吻は長く、尾端まで伸びる。
体長は8㎜程度。
近所の山で普通に見ることができました。




2018年4月21日 岐阜県土岐市

シモフリタナバタウオ

シモフリタナバタウオ Calloplesiops altivelis 魚類スズキ目タナバタウオ科シモフリタナバタウオ属 2012年9月5日 沖縄県本島 紀伊半島以南のサンゴ礁域や岩礁域に生息。串本では出現は稀。いつか串本で見つけたい生物の一つです。 非常にエレガ...