2020年6月30日火曜日

モンクチビルテントウ

モンクチビルテントウ
Platynaspidius maculosus
昆虫類甲虫目テントウムシ科テントウムシ亜科
2020年6月28日
岐阜県土岐市

本州~沖縄に分布し、5月~8月に出現するテントウムシの1種。もともと日本には存在しない移入種。大きさは2㎜程度と小さい。実際は鮮やかな赤色をしていました。
特徴は毛深いこと、赤色の体色で、4つの黒い斑模様が入ること、中央部に太めの黒いライン模様が入ること。似た種にヨツボシテントウがいるが、本種の方が黒い斑模様が長細い。



2020年6月28日 岐阜県土岐市

クロハナボタル

クロハナボタル
Plateros coracinus
昆虫類甲虫目カブトムシ亜目ベニボタル科ベニボタル亜科
2020年6月28日
岐阜県多治見市

北海道~九州に分布し、5月~7月に出現する8㎜程度のベニボタル科の1種。
特徴は全身が黒いこと。似た種にヒメクロハナボタルやコクロハナボタルなんかが存在します。数は少ないようですが、近所ではちょくちょく飛翔しているのを見かける気がします。


2020年6月28日 岐阜県多治見市


クロマドボタル

クロマドボタル
Pyrocoelia fumosa
昆虫類甲虫目カブトムシ亜目ホタル科マドボタル亜科
2020年6月30日
岐阜県土岐市

本州~四国に分布し、6月~8月に出現するホタル科の1種。大きさは10㎜程度。
雄と雌で形態が大幅に異なります。写真の個体は雄。雌は幼虫みたいな形態です。
幼虫のみ発光します。
特徴は黒い体色、胸部の前方に1対の透明な斑紋があること。白く見えていても実は透明なんです。和名はこの透明の部分を窓に見立てたことから命名されたようです。



2020年6月28日 岐阜県土岐市

ウストビハマキ

ウストビハマキ
Pandemis chlorograpta
昆虫類チョウ目ハマキガ科ハマキガ亜科
2020年6月28日
岐阜県多治見市

北海道~九州に分布し、5月~10月に出現する。大きさは25mm程度で普通に見ることができる。雄の顔面は白味を呈するとのこと。
似た種にアカトビハマキが存在するが、そちらは少し濃い色合い。
特徴は茶色の体色、翅に斜めの帯模様が入る。

2020年6月28日 岐阜県多治見市

カタビロクサビウンカ

カタビロクサビウンカ
Issus harimensis
昆虫類カメムシ目マルウンカ科クサビウンカ亜科
2020年6月28日
岐阜県多治見市

本州~九州に分布し、5月~8月に出現する8㎜程度のマルウンカ科の1種。
この時が成虫初めての遭遇で、この場所では普通種なのかちょくちょく見ることができました。じっとしていて、撮りやすい生き物です。暗い場所で見つけたため、ストロボをたいて撮影したが、ストロボをたくと特徴的な模様が浮き出て面白かったです。
特徴は緑色~こげ茶色の体色、名前の由来通りクサビ状の形をしており、毛細血管のようま模様がある。また、翅には白い模様も入る。分布は局所的で数は少ないようだ。




 
2020年6月28日 岐阜県多治見市
2020年7月12日 岐阜県多治見市


2020年6月29日月曜日

クロフハネナガウンカ

クロフハネナガウンカ
Mysidiotides sapporensis
昆虫類カメムシ目ハネナガウンカ科ハネナガウンカ亜科
2020年6月28日
岐阜県多治見市

北海道~九州に分布し、6月~9月に発生するハネナガウンカ科の1種。
ネットで知っていつか見てみたいと考えていたため、2020年6月1番の出会いとなりました。発生は山の中で、この時はスギの幹に付いていました。ハネナガウンカの中でも綺麗な種類となります。そして何といっても正面顔!!ハネナガウンカの面白い所は、そのひょうきんな顔をしていることです。
特徴は白い体色、翅は細長く、黒い小斑点模様が入ります。ハネナガウンカ科では珍しく、本種は翅を畳んで止まります。ハネナガウンカ科の生き物は、全体的に数は少ないです。








2020年6月28日 岐阜県多治見市

オオトリノフンダマシ

オオトリノフンダマシ
Cyrtarachne inaequalis
クモ類クモ目コガネグモ科トリノフンダマシ属
2020年6月28日
岐阜県土岐市

本州~沖縄まで分布し、6月~9月に出現する12㎜程度のクモ。名前の由来通り、鳥の糞に擬態したクモです。特徴は白~黄色の体色、腹部には艶があり、橙色の目玉模様がある。この目玉模様は体内の組織が透けて見えており、そのため動くようです・・・。
似た種にトリノフンダマシなんかが存在しますが、そちらの方は白っぽい体色で大きさも10㎜程度と少し小さいことで区別することができます。本当に面白い生き物です。
近所の公園でちょくちょく見かけることができます。

2020年6月28日 岐阜県土岐市

2020年6月23日火曜日

マトシボリ

マトシボリ
Apogonichthys oceallatus
魚類スズキ目テンジクダイ科ナンヨウマトイシモチ属
2016年11月13日
和歌山県串本町

和歌山県~沖縄に分布し、水深の浅いサンゴ礁域の磯瓦礫などに生息する。石捲りで出会うことができます。これだから石捲りは辞められません。
特徴はこげ茶色の体色、局所的に白い模様が入り、第一背鰭に黄色に縁取られた青色の斑模様が入ること。この斑模様が和名の由来だと思われます。
本種を知っている方は、おそらく学者級の魚の知識があると思います。

ホホジロアシナガゾウムシ

ホホジロアシナガゾウムシ
Merus erro
昆虫類甲虫目ゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科
2020年5月31日
岐阜県土岐市

本州~九州に分布し、5月~8月に出現する8㎜程度のゾウムシ。近所ではちょくちょく見かけます。
特徴は茶色~黒色の体色、頬の辺りが白く、体にたくさんの凹が有り、脚が長い。これが和名の由来となっています。
枝に付いている本種を突っつくと、この長い足で枝にしがみ付き、離しません。無理に引き剥がすと、今度は死んだふりを決め込みます。なんで死んだふりをするのか不思議です。




2020年5月31日
2018年5月14日 岐阜県土岐市


ヒトスジギンポ

ヒトスジギンポ
Ecsenius lineatus
魚類スズキ目イソギンポ科ニラミギンポ属
2012年11月9日
和歌山県串本町

和歌山県以南~沖縄まで分布するイソギンポの1種。串本では数は少ないが、沖縄なんかではたくさん見ることができます。
内湾の浅い水深に分布し、驚くと小さな穴に逃げ込みこちらの様子を伺います。
特徴は体の上部がこげ茶色、下部が白色のツートンカラーをしていること、その境目は黄色のライン模様が入ること。体長は7㎝程度まで成長します。


2013年11月18日 和歌山県串本町

ヒゲナガハナノミ


ヒゲナガハナノミ
Paralichas pectinatus
昆虫類甲虫目カブトムシ亜目ナガハナノミ科ヒゲナガハナノミ亜科
2020年5月30日
岐阜県恵那市

本州~九州に分布し、5月~7月頃に出現する1㎝程度の甲虫の仲間。この時、この場所ではたくさんの本種に遭遇することができました。
特徴について、雄は茶色~こげ茶色の体色、胸部は黒く、体の中心に薄茶色のライン模様が入ります。また、何といっても立派なくしの歯状のヒゲが生えていること。雌は雄の様なヒゲ(触覚)は無く、体色は黒色で、胸部後縁に茶色の模様が入ること。

2020年5月30日 岐阜県恵那市 雌
2020年5月30日 岐阜県恵那市
2021年5月8日 岐阜県土岐市

2020年6月22日月曜日

カツオゾウムシ

カツオゾウムシ
Lixus impressiventris
昆虫類甲虫目カブトムシ亜目ゾウムシ科カツオゾウムシ亜科
2020年5月30日
岐阜県土岐市

北海道~沖縄まで分布し、4月~10月に出現するゾウムシの1種。大きさ1㎝程度の普通種です。何となく鰹節ににていることからこの名前が付いたのかな?
特徴は細長い体形、薄茶色の粉で覆われていること。この粉は徐々に落ち、そうするとこげ茶色~黒色の体色に変化します。


2020年5月30日 岐阜県土岐市

シモフリタナバタウオ

シモフリタナバタウオ Calloplesiops altivelis 魚類スズキ目タナバタウオ科シモフリタナバタウオ属 2012年9月5日 沖縄県本島 紀伊半島以南のサンゴ礁域や岩礁域に生息。串本では出現は稀。いつか串本で見つけたい生物の一つです。 非常にエレガ...