2021年2月28日日曜日

モンキクロノメイガ

モンキクロノメイガ
Herpetogramma luctuosale
昆虫類チョウ目ツトガ科ノメイガ亜科
2019年6月8日
岐阜県土岐市

北海道~沖縄県に分布し、5月~10月に出現する20~25㎜程度のツトガ科の1種。
全国で普通に見ることができる。
特徴は黒い体色、そこに薄黄色の模様が入ること。模様は個体差が大きい。

2019年6月8日 岐阜県土岐市


 

ウスタビガ

ウスタビガ
Rhodinia fugax
昆虫類チョウ目ヤママユガ科ヤママユガ亜科
2017年11月15日
岐阜県恵那市

北海道~九州に分布し、10月~11月に出現する。大きさは開張70~110㎜まで成長する。
灯火に集まり、近所ではそこそこ見ることができる。
特徴は黄色~橙色の体色、各翅に波状の線模様が入り、全ての翅に眼状斑が入る。
紅葉のライトアップに行ったときに遭遇しました♪

ヤママユ

ヤママユ
Antheraea yamamai
昆虫類チョウ目ヤママユガ科
2018年8月23日
岐阜県恵那市

北海道~九州に分布し、8月~9月に出現する大型の蛾。大きさは140㎜程度で灯火に集まる。岐阜県ではこの時期になると、街灯に飛来する本種をよく見かける。
特徴は黄色~暗褐色の体色(個体による色の差は有り)、各翅に眼状斑が入り、翅後方に黒いライン模様が入ること。
普通に見ることができます。

2018年8月23日 岐阜県恵那市


 

2021年2月25日木曜日

クロマルケボリ(ミカンケボリ)

クロマルケボリ(ミカンケボリ)
Primovula panthera
腹足網(貝)盤足目ウミウサギガイ科ウツクシケボリ属
2014年4月3日
和歌山県串本町

千葉県県以南に生息するが、情報があまりないため詳しい分布域は不明。
串本ではオオミナベトサカをホストとするウミウサギカイの1種。
2008年10月に和名が付いたようです。
特徴は黄色~橙色の体色、外套膜には黒い斑点模様が入ること、貝も黄色~橙色をしています。
とても可愛らしい貝のため、ホストの触手が出ているときに撮影するといい絵になるお勧めの被写体です。
2014年4月3日 和歌山県串本町


 

2021年2月24日水曜日

ヒメアカタテハ

ヒメアカタテハ
Vanessa cardui
昆虫類チョウ目タテハチョウ科タテハチョウ亜科
2020年11月21日
岐阜県瑞浪市

北海道~沖縄県に分布し、4月~11月に出現する25~35㎜程度の蝶。
畑や公園、野原など開けた場所で見ることができます。
特徴は緑がかった茶色の体色、翅は橙色で、翅の先端は黒くなる。橙色の翅に黒い模様、先端の黒い部分には白い模様が入る。似た種にアカタテハが存在するが、本種の後翅は橙色で、黒い斑点模様が3列、点線状に並ぶことで区別することができる。

2020年11月21日 岐阜県瑞浪市

2021年2月22日月曜日

クロチャマダラキリガ

クロチャマダラキリガ
Rhynchaglaea fuscipennis
昆虫類チョウ目ヤガ科キリガ亜科
2021年2月13日
岐阜県土岐市

本州~九州に分布し、11月~3月に出現するキリガの1種。
冬の夜に活動し、大きさは3㎝程度。
特徴は薄茶色~茶色の体色、頭部と胸部の間に特徴的な薄黄色の境界線が入る。また、翅後半部分に黒斑点模様が入る。

2021年2月13日 岐阜県土岐市
2021年2月21日 岐阜県土岐市



 

2021年2月21日日曜日

チャマダラキリガ

チャマダラキリガ
Rhynchaglaea scitula
昆虫類チョウ目ヤガ科キリガ亜科
2021年2月20日
岐阜県土岐市

本州~沖縄県に分布し、11月~3月に出現するキリガの1種。大きさは30~35㎜程度。
本種の模様はバリエーションに富み、黒点が入るものや白点が入るものなど様々です。こんなのも居れば、生殖器を見ないと同定できない種もいて、蛾はやっぱりややこしいです(笑)
特徴は頭部と胸部の間に黒いm字模様が入ること(ここは共通)、前翅は白色~暗褐色、白い斑模様や黒い斑模様が入る個体も居れば、ほとんど何も模様が入らない個体まで様々であること。


 

ウスミミモンキリガ

ウスミミモンキリガ
Eupsilia contracta
昆虫類チョウ目ヤガ科ヨトウガ亜科
2021年2月21日
岐阜県土岐市

北海道~九州に分布し、10月~4月に出現するキリガの仲間。
近所で見ることができました。蛾の仲間はなかなか同定が難しいですが、本種は何とか絞ることができました(笑)
特徴は茶色の体色、翅中央部に2つの楕円形の模様、翅の前半部に曲線のスジが入り、後半部に段差のある2つの線模様が入ること。この時しきりに翅を振っていました。
近くにもう1匹いたので、もしかして求愛??

2021年2月21日 岐阜県土岐市

 

コガモ

コガモ
Anas crecca
鳥類カモ目カモ科マガモ属
2018年3月12日
岐阜県土岐市

冬鳥として日本全土に飛来し、湖沼、池、河川、干潟などに生息する。日本のカモ類の中では最小種の1つで、体長は35~40㎝、翼開長は60㎝程度。
雄と雌で模様が異なる。雄は頭部がこげ茶色、身体は白と黒の波状模様をし、尾羽に白い三角模様が入り、目から後頭部にかけて深緑色の模様が入る。
雌は白色~褐色で、こげ茶色の模様が入る(雌の説明は難しい)。
普通に見ることができる普通種です。

2018年3月12日 岐阜県土岐市 雌


 

トゲヤドリカニムシ

トゲヤドリカニムシ
Haplochernes boncicus
クモガタ網カニムシ目ヤドリカニムシ科
2019年1月27日
岐阜県土岐市

本州に分布し、一年中見ることができるサソリの様な生き物。スギやヒノキの樹皮裏に生息します。体は扁平で、大きさは2~3㎜程度。近所で普通に見つけることができたので数は多いと思われるが、生息を知らなければ見ることはできないようなところに生息しています。
特徴はクリーム色の体色、ハサミ部と頭部が薄茶色~こげ茶色をしていること。

2019年1月27日 岐阜県土岐市


 

2021年2月15日月曜日

フクラスズメ

フクラスズメ
Arcte coerula
昆虫類チョウ目ヤガ科ウスベリケンモン亜科
2021年2月13日
岐阜県土岐市

北海道~沖縄県に分布し、成虫で越冬するため見ようと思えば年中見ることができそうなヤガ科の1種です。大きさは8~9㎝程度と大きめ。雑木林で普通に見ることができます。
特徴はこげ茶色の体色、胸部には翅とは少し色合いの異なるフサフサの毛が入り、翅には黒褐色の模様が入ること。蛾の模様は複雑で、なかなか表現が難しいです。
後翅に綺麗な水色の模様があるため、飛んでいる時は綺麗に見えます。

2021年2月13日 岐阜県土岐市

 

ナニワクビグロクチバ

ナニワクビグロクチバ
Lygephila lilacina
昆虫類チョウ目ヤガ科シタバガ亜科
2021年2月13日
岐阜県土岐市

本州~九州に分布し、2月~5月、7月~12月に出現する。大きさは20㎜程度。
特徴は薄茶色の体色、頭部は黒色で、翅中央部に足跡の様な黒い斑模様が入る。またその黒い斑模様の上に小さな白い点が入り、腎状紋の内縁に凹みがあること。
似た種にキタヒメクビグロクチバやヒメクビグロクチバが存在するが、白い小さな斑点模様が入っていたため、本種と同定した。
2021年2月13日 岐阜県土岐市



 

スモモキリガ

スモモキリガ
Anorthoa munda
昆虫類チョウ目ヤガ科ヨトウガ亜科
2021年2月13日
岐阜県土岐市

北海道~沖縄県に分布し、2月~4月に出現するキリガの1種。大きさは40~45㎜程度。
特徴は灰色の体色、他のキリガ同様に頭部~胸部にかけて毛がモサモサしており、翅中央部に楕円形の斑模様が2つ有り、翅の後縁部分に黒い2対の細長い小斑点模様が入ること。
糖蜜採取で確認できる種です。

2021年2月13日 岐阜県土岐市


 

2021年2月12日金曜日

キバラモクメキリガ

キバラモクメキリガ
Xylena formosa
昆虫類チョウ目ヤガ科ヨトウガ亜科
2021年2月11日
岐阜県土岐市

北海道~沖縄県に分布し、10月~4月に出現する秋~春の蛾。大きさは50~55㎜程度。
特徴は灰色の体色、翅に黒い斑模様が入り、頭部は薄茶色で木目模様で、胸部付近は黒っぽくなること。モクメキリガは独特な形をしており、頭部は木目調となるため、木に擬態していると思われる。冬でも見ることができる数少ない生き物です。
 
2021年2月11日 岐阜県土岐市
2021年2月13日 岐阜県土岐市

シモフリタナバタウオ

シモフリタナバタウオ Calloplesiops altivelis 魚類スズキ目タナバタウオ科シモフリタナバタウオ属 2012年9月5日 沖縄県本島 紀伊半島以南のサンゴ礁域や岩礁域に生息。串本では出現は稀。いつか串本で見つけたい生物の一つです。 非常にエレガ...