ヤマトイシノミ
Pedetontus nipponicus
昆虫類イシノミ目イシノミ科ヤマトイシノミ亜科
2020年7月4日
岐阜県土岐市
北海道~本州に分布し、通年見られるヤマトイシノミの1種。デボン紀の化石でみつかるなど、古くから生息している昆虫です。イシノミの寿命は2~3年、危険を感じると腹部後方を地面に叩きつけてジャンプして逃げるようです。
林や山の薄暗い場所に生息し、木肌や石、枯木の上で見ることができます。近所では普通に見ることができる本種、似た種にはヒトツモンイシノミやオカジマイシノミなんかがいます。特徴は鱗粉に覆われ、茶褐色や白色、灰色、黒色の複雑な模様が有ること、触角と尾糸は体長よりも長いこと。生きた化石の昆虫バージョンとでもいえる生き物です。大きさは12㎜程度。一番下の写真は幼体なのか、黒い小さな個体でした。
2020年7月4日 岐阜県土岐市
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