ウスイロカバスジヤガ
Sineugraphe bipartia
昆虫類チョウ目ヤガ科モンヤガ亜科
2020年8月1日
岐阜県中津川市
北海道~九州に分布し、7月~10月に出現する蛾の1種。大きさは40㎜程度。
似た種にカバスジヤガ、オオカバスジヤガが存在する。これらを見分けるには、翅にあるハート形の模様の後ろにあるスジ(外横線)の形状を見分ける必要がある。
本種はそのスジがギザギザしている印象。カバスジヤガはスジは滑らか、オオカバスジヤガは形状はウスイロカバスジヤガに似るがスジ自体が不明瞭となる。
特徴は茶色~こげ茶色の体色、翅には2対の斑模様が入り、翅の後方は2色の横帯模様が入る。個体により、中央部に黒い小斑点模様も入ることがある。普通種だが、同定に悩まされる種の一つ。灯火に集まる。
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