2020年11月29日日曜日

オトメハゼ

オトメハゼ
Valenciennea puellaris
魚類スズキ目ハゼ科クロイトハゼ属
2013年12月17日
和歌山県串本町

静岡県~沖縄県に分布し、内湾域、河口域、サンゴ礁域などの水深の浅い砂地に生息する。
温帯にも見られる綺麗なハゼの1種です。
特徴は白い体色、そこに黄色の斑模様や線模様が入ること。また、第一背鰭は三角形となること。比較的撮りやすいハゼの1種となります。

2013年12月17日 和歌山県串本町


 

バラシロヒメハマキ

バラシロヒメハマキ
Notocelia rosaecolana
昆虫類チョウ目ハマキガ科ヒメハマキガ亜科
2020年5月18日
岐阜県土岐市

北海道~九州に分布し、5月~9月に出現するハマキガの1種。
特徴灰色の体色、翅には白い模様が入る。
大きさは13~20㎜程度。幼虫はバラやノイバラ、ハマナスなどの葉に付きます。

2020年5月18日 岐阜県土岐市

ミヤコテングハギ

ミヤコテングハギ
Naso lituratus
魚類スズキ目ニザダイ科テングハギ属
2012年8月15日
和歌山県串本町

静岡県以南に生息し、岩礁域やサンゴ礁域の浅場に生息する。
体長は30㎝に達するようです。串本では若魚を見ることができます。
特徴は暗褐色の体色、局所的に黄色みを帯び、口は尖り、背鰭付け根は白いライン模様が入ること。独特な模様のため、他種と区別することは容易です。

2012年12月31日 和歌山県串本町
2016年10月11日 和歌山県串本町

2020年11月27日金曜日

サザナミトサカハギ

サザナミトサカハギ
Naso vlamingii
魚類スズキ目ニザダイ科テングハギ属
2013年10月2日
和歌山県串本町

神奈川県~沖縄県に分布し、岩礁域やサンゴ礁域に生息する。上の写真は幼魚。
幼魚の特徴は暗褐色の体色、そこに濃青色の斑模様が入ること。成魚は体色が白っぽくなりより綺麗になる。いつか成魚を見てみたいです。
この青色模様、とても綺麗でした。


 

2020年11月22日日曜日

ミギマキ

ミギマキ
Goniistijs zebra
魚類スズキ目タカノハダイ科タカノハダイ属
2012年5月12日
和歌山県串本町

千葉県~沖縄県に生息し、浅い岩礁域に生息する。大きさは30㎝程度。
串本ではタカノハダイと同様普通に見ることができる。タカノハダイよりもやや南方の生息領域であるが、沖縄県ではそこまで多くないようだ。漢字で書くと右巻。
特徴は黄色の体色、そこに斜めの黒いスジ模様が入ること。唇は朱色。エサは海藻。

2012年4月18日 和歌山県串本町 幼魚
2012年7月9日 和歌山県串本町 若魚
2020年12月29日 和歌山県串本町



 

タカノハダイ

タカノハダイ
Goniistius zonatus
魚類スズキ目タカノハダイ科タカノハダイ属
2012年8月24日
和歌山県串本町

青森県~沖縄県に分布し、浅い岩礁域に生息する。沖縄県などでは少ないが、本州では多く見られる。大きさは40㎝程度まで成長する。
名前の由来は体表の縞が鷹の羽に類似していることから。
特徴は白い体色、黄土色の斜めスジが入り、尾鰭に白い斑模様が入ること。
タカノハダイ科には本種の他、ミギマキやユウダチタカノハなどが存在するが、各種模様が若干異なることで区別することが可能。串本では幼魚から成魚まで普通に見ることができる。

2012年2月21日 和歌山県串本町 幼魚





 

2020年11月17日火曜日

クマドリ

クマドリ
Balistapus undulatus
魚類フグ目モンガラカワハギ科クマドリ属
2014年9月10日
和歌山県串本町

和歌山県~沖縄に分布し、サンゴ礁域に生息する。和歌山県ではあまり見かけない。写真のようにサンゴ礁の隙間に生息し、そこに隠れられるとなかなか撮影は難しくなります。
見た目も可愛いため、会いたかった生き物の1つでした。
特徴は水色と黄色の斜めのストライプ模様であること。成魚も同じ配色を、25㎝程度まで成長するみたいです。
 
2014年5月23日 沖縄県本島

アサドスズメダイ

アサドスズメダイ
Pomacentrus lepidogenys
魚類スズキ目スズメダイ科ソラスズメダイ属
2012年11月21日
和歌山県串本町

和歌山県以南に分布し、サンゴ礁域に生息する。本州では季節来遊漁で、基本的に幼魚である。大きさは6㎝程度まで成長する。動物性プランクトンや藻などを餌とする。
特徴は灰緑色の体色、背鰭後方~尾鰭付け根辺りまで鮮やかな黄色が入ること。尻鰭にも黄色が入る。何となく綺麗なため、好きな生物の1つです。

2012年12月13日 和歌山県串本町



 

2020年11月16日月曜日

ハクセンスズメダイ

ハクセンスズメダイ
Plectroglyphidodon leucozonus
魚類スズキ目スズメダイ科イシガキスズメダイ属
2019年6月30日
和歌山県串本町

千葉県~沖縄県の岩礁域、サンゴ礁域に生息する。水深0~2mの波の荒い箇所で見ることができるため、波の影響で撮影しにくいイメージを持っています。
幼魚の特徴は深緑色の体色、体の中央に白い帯模様が有り、背鰭に眼状紋が入ること。目にはアイシャドー模様が入ります。
成魚は茶褐色となり、こちらも中央に白い帯模様が入り、大きさは8㎝程度まで成長します。

2019年6月30日 和歌山県串本町

セダカスズメダイ

セダカスズメダイ
Stegastes altus
魚類スズキ目スズメダイ科クロソラスズメダイ属
2019年6月30日
和歌山県串本町

千葉県~沖縄県の岩礁域やサンゴ礁域に出現する。非常に浅い水深で多く見られます。
幼魚の特徴は白い体色、頭部~背鰭中央付近上部に深緑色が入り(ツートンカラー)、背鰭に眼状紋が入ること。とても可愛い生き物です。
成魚は15㎝程度となり、全身灰色~暗褐色の地味な色合いとなります。スズメダイって、幼魚と成魚の差が激しすぎます。

2012年7月30日 和歌山県串本町



 

2020年11月15日日曜日

カワセミ

カワセミ
Alcedo atthis
鳥類ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属
2020年11月14日
岐阜県瑞浪市

北海道~沖縄県に生息し、海岸や川、湖、池などの水辺に生息する。身近な生き物ですが、写真を始めるまでは稀な生き物だと思い込んでいました。写真を撮り始めると、あそこにも!!ここにも!!なんていろいろなところで見つけることができます。観察していると、獲物を捕らえる姿なんかも見ることができます。普通種ですが、見つけるとついつい撮影してしまう可愛い生き物です。美しい姿から「渓流の宝石」と呼ばれます。
特徴は橙色の体色、頭部と羽毛は鮮やかな青色をしていること。この青は構造色で、見る角度によりさまざまな色に見えます。大きさは17㎝程度。
2020年11月14日 岐阜県瑞浪市
2020年12月6日 岐阜県瑞浪市 


 

コミミズク

コミミズク
Ledropsis discolor
昆虫類カメムシ目ヨコバイ科ミミズク亜科
2019年6月6日
岐阜県土岐市

本州~九州に分布し、4月~11月に出現する10㎜程度のヨコバイの1種。灯火にも集まり、コンビニなんかでも見つけることができます。成虫よりも幼虫の方が見つけることは難しいですが、幼虫は冬にも出現するため探してみるのも面白いです。近所では普通種。
特徴はこげ茶色の体色(幼虫は茶色~緑色)、頭部が扁平しヘラ状になっている。似た種にホシコミミズクが存在する。

2019年1月19日 岐阜県土岐市
2019年6月6日 岐阜県土岐市

2020年11月12日木曜日

ソトムラサキアツバ

ソトムラサキアツバ
Hypena ella
昆虫類チョウ目ヤガ科アツバ亜科
2020年7月24日
岐阜県土岐市

本州~九州に分布し、5月~9月に出現する。大きさは30㎜程度。
特徴は薄黒い体色、翅には3角形の暗色模様が入る。形も三角形。後翅には鮮やかな黄色をしているが、止まっているときは隠れている。
似た種にクロキシタアツバ、タイワンキシタアツバが存在する。

2020年7月24日 岐阜県土岐市


2020年11月9日月曜日

シロホソスジナミシャク

シロホソスジナミシャク
Lobogonodes multistriata
昆虫類チョウ目シャクガ科ナミシャク亜科
2020年7月4日
岐阜県土岐市

北海道~九州に分布し、4月~8月に出現する20㎜程度のナミシャクの1種。
独特で複雑な模様が綺麗な蛾です。
特徴は茶色の体色、そこに複雑な白い模様が入ること。

2020年7月4日 岐阜県土岐市

フタイロコヤガ

フタイロコヤガ
Acontia bicolora
昆虫類チョウ目ヤガ科͡コヤガ亜科
2020年8月29日
岐阜県多治見市

岩手県~九州に分布し、5月~9月に出現する。開帳2㎝程度。
似た種はいないが、模様は個体差が大きいため、判断するのに時間がかかりました。
特徴は黄色の体色、翅後方部分が黒色。黄色と黒色の境目に黄色の帯模様、黒色のところに三角形の黄色の斑模様が入る。ただ、黄色は黒がかった個体も多い。

2020年8月29日 岐阜県多治見市

2020年11月8日日曜日

トゲカナガシラ

トゲカナガシラ
Lepidotrigla japonica
魚類カサゴ目ホウボウ科カナガシラ属
2012年11月20日
和歌山県串本町

千葉県~九州に分布し、20~110mの砂泥底に生息する。大きさは20㎝程度。
胸鰭を開くと非常に美しい。
特徴は橙色の体色、胸鰭は緑色で大きい黒色の斑模様が入り、その斑模様を中心に水色の模様が入る。胸鰭は水色に縁取られる。手のように見える3本の胸鰭軟条を使い、砂地を這う様に餌を探している姿が可愛いです。

2012年12月20日 和歌山県串本町
2013年3月4日 和歌山県串本町




 

シロテンキノメイガ

シロテンキノメイガ
Nacoleia commixta
昆虫類チョウ目ツトガ科ノメイガ亜科
2019年7月24日
岐阜県土岐市

北海道~沖縄県まで分布し、5月~9月に出現する15㎜程度の蛾。
個体数は多く、普通に見ることができるようです。
特徴は薄黄色の体色、そこに独特な美しい茶色の模様が入ること。

 

ダイミョウセセリ

ダイミョウセセリ
Daimio tethys
昆虫類チョウ目セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科
2018年5月3日
岐阜県瑞浪市

北海道~九州に分布し、4月~10月に出現する綺麗なセセリチョウ。大きさは2㎝程度。
特徴は黒い体色、そこに白い斑模様が入ること。翅の縁は部分的に白く縁取られる。
また、関ヶ原付近を境に東西で少し模様に違いがあるのも本種の面白いところです。
後翅の白い模様が関西型では明瞭な白帯となるのに対し、関東型では不明瞭となるという。上の写真の個体は恐らく関東型。

2018年9月2日 岐阜県土岐市

コチャバネセセリ

コチャバネセセリ
Thoressa varia
昆虫類チョウ目セセリチョウ科セセリチョウ亜科
2019年5月18日
岐阜県土岐市

北海道~九州に分布し、5月~9月に出現するセセリチョウの1種。本種が一番見ることができるセセリチョウだと感じます。ただ、似た種が多いため混同している可能性もありますが・・・。
特徴は黄褐色の体色、翅には黒いスジ模様が入り、薄黄色の斑点模様が入ること。翅の外縁は白い。いろいろな花の上でも見ることができます。

 

ミヤマセセリ

ミヤマセセリ
Erynnis montanus
昆虫類チョウ目セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科
2019年4月19日
岐阜県土岐市

北海道~九州に分布し、3月~5月に出現する15~20㎜程度のセセリチョウの1種。
こいつを見つけると、春が近いことを感じることができます。写真のように翅を広げて止まってくれるので、とても撮影しやすい生き物です。
特徴はこげ茶色の体色、前翅には白色や紫がかった白褐色の模様が入り、後翅後半に黄色の斑点模様が入ること。



 

シモフリタナバタウオ

シモフリタナバタウオ Calloplesiops altivelis 魚類スズキ目タナバタウオ科シモフリタナバタウオ属 2012年9月5日 沖縄県本島 紀伊半島以南のサンゴ礁域や岩礁域に生息。串本では出現は稀。いつか串本で見つけたい生物の一つです。 非常にエレガ...