2021年7月27日火曜日

オキナワキノボリトカゲ

オキナワキノボリトカゲ
Japalura polygonata
爬虫類有鱗目アガマ科
2021年7月23日
静岡県浜松市

 本当は奄美諸島と沖縄諸島に生息する日本固有種だが、静岡県などでも出会えることがあります。静岡県ではペットが捨てられたもしくは逃げたものが野生化した、外来種となります。沖縄では絶滅危惧2類に分類されているのですが、何だか変な感じです。
手足や尾が細長く、指には発達したかぎ爪が有り、主に木の上で生活する面白い生き物です。人間が近づくと、木の上の方へと逃げていきます。
朝、日の光を浴び、十分に温まると地に降りて餌を食べるようです。アリやチョウ、クモなどを餌にするようで、この時も地面には多くのアリが這っているところで見つけました。
大きさは20~30㎝程度(尾を除くと6~8㎝程度)。
特徴は雄は全身緑色で、体側に黄色や淡黄色の帯模様があること、雌は茶色~灰色のような体色で特徴的な帯状模様は見られない。尾は長く、体長の1.8~2.6倍ほどの長さが有ります。また、背中の鱗は隆起して鋸歯状になる。
誕生日に出会えた嬉しい生き物です。

2021年7月23日 静岡県浜松市

ウエノカワゲラ

ウエノカワゲラ
kamimuria uenoi
昆虫類カワゲラ目カワゲラ科
2021年5月2日
岐阜県瑞浪市

本州~九州に分布し、4月~6月に出現する。山地や平地の渓流付近に見られる。
特徴は黒い体色、翅と脚がこげ茶色をしていること。
似た種にカミムラカワゲラが存在し、この2種類を外見で区別することは困難で、生殖器の形を見る必要があるようです。
とりあえずウエノカワゲラにしておきますが、自信は無し。

 

クロハナムグリ

クロハナムグリ
Glycyphana fulvistemma
昆虫類甲虫目カブトムシ亜目コガネムシ科ハナムグリ亜科
2021年7月3日
岐阜県恵那市

北海道~沖縄県に分布し、5月~8月に出現するハナムグリの1種。大きさは10~15㎜程度。
本当は黒い上翅中央部に茶白色の斑紋が入るのですが、この個体はそれが無い個体です。調べてみると、擦れて模様が消えることがあるようです。
特徴は黒い体色、翅中央部に茶白色の太いライン模様が入ること(消えている個体も有り)。

2021年7月3日 岐阜県恵那市

 

2021年7月25日日曜日

ニワハンミョウ

 

ニワハンミョウ
Cicindela japana
昆虫類甲虫目オサムシ亜目オサムシ科ハンミョウ亜科
2021年5月15日
岐阜県土岐市

北海道~九州に分布し、4月~10月に出現する。よく山地で開けたところで見かける。ハンミョウは独特な動きをするので、見ていて面白いです。
牙があるためか、意外と強面の顔をしています。この牙を使い、いろいろな昆虫を食べているのでしょう。
特徴は暗銅色~暗緑色の体色、翅には白い模様が入る。この模様で似た種と区別します。大きさは15~20㎜程度。翅を広げて飛ぶ際、緑色の綺麗なお腹を見せてくれます。

2021年5月15日 岐阜県土岐市

ミヤマオビオオキノコ

ミヤマオビオオキノコ
Episcapha gorhami
昆虫類甲虫目カブトムシ亜目オオキノコムシ科オオキノコムシ亜科
2021年6月5日
岐阜県土岐市

北海道~九州に分布し、4月~10月に出現する。枯れ木に生えるキノコ類につく普通種。
大きさは10~15㎜程度。
特徴は黒い体色、翅の前方と後方に橙色の模様が入ること。この模様、ドクロマークのように見えます。

2021年6月5日 岐阜県土岐市

 

オウゴンニジギンポ

オウゴンニジギンポ
Meiacanthus atrodorsalis
魚類スズキ目イソギンポ科ヒゲニジギンポ属
2013年8月8日
和歌山県串本町

神奈川県~沖縄県まで分布し、サンゴ礁域や岩礁域に生息する。
似た種にイナセギンポが存在するが、本種は目を貫通する黒い帯模様が入るため、区別することは容易。
特徴は体の前半部が青く、後半部が黄色であり、目を貫通する黒い帯模様が入ること。
大きさは60㎜程度。下顎の犬歯には毒線がある。
見た目がとても可愛いため、観賞魚としても飼育されることがあるとのこと。

2013年8月8日 和歌山県串本町

 

2021年7月24日土曜日

ミヤマアカネ

ミヤマアカネ
Sympetrum pedemontanum
昆虫類トンボ目トンボ亜目トンボ科アカトンボ亜科
2021年7月24日
岐阜県土岐市

北海道~九州に分布し、6月~12月に出現する赤とんぼの1種。緩い流れの水場に現れる。
大きさは30~40㎜程度。
特徴は橙色~赤色の体色、透明な翅の先端部付近に黒い帯模様が入ること。
赤とんぼにもいろいろな種類が存在するのに驚きです。

2021年7月24日 岐阜県土岐市

 

ホリカワクシヒゲガガンボ

ホリカワクシヒゲガガンボ
Pselliophora bifascipennis
昆虫類ハエ目糸角亜目ガガンボ科クシヒゲガガンボ亜科
2021年7月24日
愛知県豊田市

本州~九州に分布し、4月~9月に出現するガガンボの1種。似た種にベッコウガガンボが存在するが、本種の方が翅の付け根部分の褐色領域が広いこと、翅端部の黒い模様が大きいことで区別することができる。
特徴は黒と黄色の体色、黄褐色の翅には黒い模様が入ること。雄の触角は櫛状となる。
ガガンボの中では綺麗な生き物です。


 

アカスジカスミカメ

アカスジカスミカメ
Stenotus rubrovittatus
昆虫類カメムシ目カスミカメムシ科
2020年9月22日
岐阜県土岐市

北海道~九州に分布し、5月~10月頃に出現するカメムシの仲間。大きさは5~6㎜程度。
イネ科の植物に寄生するため、稲の害虫として知られているようです。
特徴は淡い黄色の体色、触角や脚は赤く、体にこげ茶色の独特な模様が入る。似た種にアカホシカスミカメなんかが存在するが、本種の方が全体的の色合いは淡く、脚が赤いことで区別できる。

2020年9月22日 岐阜県土岐市

キイロホソガガンボ

キイロホソガガンボ
Nephrotoma virgata
昆虫類ハエ目ガガンボ科ホソガガンボ属
2021年7月3日
岐阜県土岐市

本州~九州に分布し、5月~10月に出現する。体長10~15㎜程度。
独特な体色をしているため、同定は容易だと思いましたが甘かったです。この手の生物は情報が無さすぎます・・・。
特徴は黄色の体色、胸部に黒い模様が入り、翅は茶褐色で模様が無いこと。

2021年7月3日 岐阜県土岐市


ミスジガガンボ

ミスジガガンボ
Gymnastes flavitibia
昆虫類ハエ目糸角亜目ヒメガガンボ科クモヒメガガンボ亜科
2021年5月29日
岐阜県土岐市

本州~九州に分布し、5月~9月に出現する。大きさは5㎜程度で、林などでよく見かける。
見た目が独特なため、他種と区別することは容易。
特徴は青みがかったメタリック調の黒い体色、脚には黒と黄色のストライプ模様が入り、翅に3本の黒帯模様が入ること。

ウスイロトラカミキリ

ウスイロトラカミキリ
Xylotrechus cuneipennis
昆虫類甲虫目カブトムシ亜目カミキリムシ科カミキリ亜科
2021年7月24日
岐阜県土岐市

北海道~九州に分布し、6月~8月に出現する。大きさは10~20㎜程度。
倒木のポイントで見つけることができました。写真と見た目の印象がなんか違うような感じもしますが、撮影後の写真でトラカミキリだということに気づきました(笑)
特徴は黒い体色、翅は金褐色で、独特な白いライン模様が入り、目と前胸背板後方に黄色斑があること。

2021年7月24日 岐阜県土岐市

 

オオシラホシハナノミ

オオシラホシハナノミ
Hoshihananomia perlata
昆虫類甲虫目ハナノミ科ハナノミ亜科
2021年7月24日
岐阜県土岐市

北海道~九州に分布し、5月~8月に出現する。大きさは10~13㎝程度と、シラホシハナノミよりも大きい。桜の木に止まっていました。この日は坊主だと思っていたのに、初見の本種を発見でき、少し嬉しい気分となりました。
特徴は黒い体色、そこに白い斑模様が入ること。
似た種にシラホシハナノミやウスキボシハナノミなんかが存在します。

 

メンガタカスミカメ

メンガタカスミガメ
Eurystylus coelestialium
昆虫類カメムシ目カメムシ亜目カスミカメムシ科
2021年7月24日
愛知県豊田市

北海道~九州に分布し、5月~10月に出現するカメムシの1種。大きさは8㎜程度。
特徴は薄黄色~こげ茶色の体色、前胸背板に1対の黒斑があること。脚の付け根は薄黄色。
この黒斑が顔面に見えることから、この和名が付いたようです。

 

2021年7月23日金曜日

ヨツスジハナカミキリ

ヨツスジハナカミキリ
 Leptura ochraceofasciata
昆虫類甲虫目カブトムシ亜目カミキリムシ科ハナカミキリ亜科
2021年7月3日
岐阜県恵那市

北海道~九州に分布し、6月~9月に出現するカミキリムシ。大きさは10~20㎜程度。
林の周辺の花や樹液に集まる。
特徴は黒い体色、上翅に黒と黄色の縞模様が入ること(黄色の帯は4本)。

2021年7月3日 岐阜県恵那市


オオヨツスジハナカミキリ

オオヨツスジハナカミキリ
Macroleptura regalis
昆虫類甲虫目カブトムシ亜目カミキリムシ科ハナカミキリ亜科
2021年7月23日
岐阜県御嵩町

北海道~九州に分布し、7月~8月に出現する。大きさは20~30㎜と少し大型。
特徴は黒い多色、上翅に4対の黄褐色の帯模様が有ること。脚は茶褐色であること。この帯模様があまり発達しない個体も存在する。
林の周辺にある花に寄ってくるようです。見つけたところは倒木がたくさんある場所でした。

2021年7月23日 岐阜県御嵩町

 

シモフリタナバタウオ

シモフリタナバタウオ Calloplesiops altivelis 魚類スズキ目タナバタウオ科シモフリタナバタウオ属 2012年9月5日 沖縄県本島 紀伊半島以南のサンゴ礁域や岩礁域に生息。串本では出現は稀。いつか串本で見つけたい生物の一つです。 非常にエレガ...