ヤマトタマムシ
Chrysochroa fulgidissima
昆虫類甲虫目カブトムシ亜目タマムシ科ルリタマムシ亜科
2020年8月9日
岐阜県土岐市
本州~沖縄県に分布し、6月~9月に出現する25~40mmのタマムシの1種。普通、タマムシと呼ばれるのは本種をさすことが多い。
非常に美しい昆虫で、日本では最も美しい昆虫の一つとされています。そのため、日本ではこの美しい翅が古来の工芸品に使用されていました。最も有名なものは「玉虫厨子」で、奈良の法隆寺に保存されています。
本種は基本的には真夏の日差しが強い時期に活発にエノキなど木の上の方で飛翔し、交尾相手を探します。ずっと出会いたい生物でしたが、近所に大量発生していることを確認しました。意外と身近な存在だったようです。
特徴は金属光沢のある緑色の体色、体表に1対の赤紫色のライン模様が入ること。裏側は赤色~緑色の金属光沢をしています。
この模様で飛び回ると、天敵である鳥からは見えないようです。
2020年8月9日 岐阜県土岐市
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